結論から言いますと、太りも痩せもしない食事量に、運動しない人がプラスでプロテインをたくさん飲んでいたら太る可能性があります。カロリーがその分過剰になりますから。プロテインをとった量のカロリーを、炭水化物から減らします。
週に数回筋トレなどの運動をしていて、休息日にはプロテインを飲まなくてもいいのではないか。もしかしたら、休息日に不要なのに過剰にプロテインを飲んでしまったら太るのではないかと心配な人もいるかもしれません。
運動を続けている人は、休みの日も体は筋肉の回復にタンパク質を必要としますので、休みの日もプロテインを飲みます。
プロテインはタンパク質
プロテインとは、ホエイプロテインという牛乳から作られるものと、ソイプロテインという大豆などから作られるものがあります。味がつけられており美味しい粉末です。
タンパク質は不要か
タンパク質は人にとって必要です。特に筋肉を大きくする時には多く必要とします。
しかし運動していないと不必要でしょうか?タンパク質は、運動していなくても体調を整える役割を持っています。
タンパク質の役割
タンパク質は肌、髪、爪の元材料で、他はホルモン状態を良好に保ち、酵素、免疫物質をつくり、筋肉を作ります。
女性にも大切な肌、髪、爪を作っている重要な栄養素です。タンパク質が足りないと女性の肌ツヤはボロボロに、男性はさらにガリガリとひどいありさまです。
男性だって若い男性は中性化している人もいて、爪が綺麗だったり、肌に気を使って化粧水を使ったりしている人もいるくらいです。
風邪をひいたり、病気になった時はタンパク質が動員され、足りなくなります。肌、髪、爪、筋肉のためにタンパク質を補給しましょう。良い睡眠にも必要と言われています。
食事量がメンテナンスカロリーを何日も超えると太る
タンパク質を摂取することが大切なのがわかりました。
食事量を考えます。ご飯を食べまくるときっと太ります。食べないと痩せます。これが普通です。特殊な人は除きます。
そして、性別、身長、体重から求められる、太りもしない痩せもしない1日の摂取カロリーを求められる計算方法があります。メンテナンスカロリーと言いますが、健康的に痩せるには理想を言うと運動しながら食事を十分にとりながら痩せるのが理想的です。
メンテナンスカロリーとは?
太りもしない、痩せもしない1日の食事量がメンテナンスカロリーです。あなたの性別、年齢、身長、体重から求められますが、ここでは30代を代表して取り上げます。
35歳 158.3cm 54.0kg筋トレしていない女性
1日のメンテナンスカロリーは1日1543kcal
35歳 171.5cm 69.6kg筋トレしていない男性
1日のメンテナンスカロリー1975kcal
女性も男性もほぼ上記のメンテナンスカロリーを200kcalも超えて食事で摂取し続けると徐々に体重が増えていきます。
タンパク質のカロリー
1gで4kcal
一般人に必要な1日のタンパク質量
まったく運動していない人でも成人の1日に必要なタンパク質量は約40gと言われています。カロリー換算すると、160kcalをタンパク質分のカロリーにして、上記の35歳 158.3cm 54.0kg筋トレしていない女性の場合は、
1543kcal – 160kcal = 1383kcal
ここでの1383kcalは純粋なタンパク質量のカロリーを減らした数字ですが、実際のプロテインの粉末1杯のカロリーが本来の引き算するカロリーですね。
アスリートが筋肉をつけたい時に必要な1日のタンパク質
体重に2をかけた数字以上のタンパク質が必要とされています。120〜130g以上です。そしてタンパク質は一度に消化、吸収しやすい量が20g〜30gといわれていて、そのため、プロテインのスプーンが購入した袋や容器の中に入っていて、その一杯分を水に溶かして1日に数回に分けて飲んでいます。だいたいどのプロテインも一緒についているスプーンに一杯でプロテインが20gくらいの量になります。
一般人は約40gのタンパク質が必要と言われていますので、添付のスプーン2杯分でいいでしょう。朝と夜に一杯ずつですね。一般人でも、運動をしていたり筋肉をつけたい場合には、アスリート並みのタンパク質量を摂取したいところです。
プロテインのみでタンパク質をとるような話になりましたが、本来は肉、魚などの自然食品から取るのが理想です。プロテインはアスリートが肉、魚を大量に取ることが難しい場合の、あくまでも補助的なものという位置付けです。
まとめ
まったく運動していない人がプロテインを40g摂取すると考えると、プロテイン2杯分のカロリーを、メンテナンスカロリーから減らして食事をしないと、微増ですがプロテインスプーン2杯分太る可能性があります。それ分他の脂質、炭水化物を減らしましょう。
太りも痩せもしない人は、今までの生活の中で経験から自分がどれだけ食べたら危ないといった量をつかんでると思います。
ダイエットをしたいあなたは自身のメンテナンスカロリーを調べて、バランスのとれた健康的な食事をしましょう。
太らないためにはとったタンパク質分を少し超える炭水化物を減らすことです。それが運動を全くしない人のいいダイエット方法です。
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