筋トレをしている人にとってプロテインとは、筋肉を大きくする為にはなくてはならない必須のサプリメントです。
プロテインは主に牛乳を精製してタンパク質の粉状にしたものですが、なぜわざわざタンパク質の粉を飲んでいるのでしょうか。
一般的にタンパク質は筋肉を大きく維持していくのであれば、体重に2〜2.5をかけた量1日に必要だと言われています。
例えば60kgの人なら、2をかけて120g1日に摂取する形になります。
別にプロテインじゃなくてもいいじゃないかと思いますか?
この120g、鶏胸肉だと100gに約19.5gのタンパク質が含まれています。
ね、100g中に実はタンパク質19.5g少ないでしょ。
計算すると、120g – 19.5g = 100.5g というふうに、まだまだ1日の摂取に足りないわけです。
120gのタンパク質を鶏胸肉だけで摂取しようとすると、約615gの鶏胸肉を食べなくてはなりません。
鶏胸肉で必要量のタンパク質を取ろう考えると食べるのが大変です。
そこでプロテインの出番です。
プロテインは付属のスプーン1杯で約20〜25gのタンパク質を含有しています。
200〜300ccの水に溶かして飲むだけでその量のタンパク質を取れるので、プロテインを摂取するときの食事では鶏胸肉を食べなくてよくなります。
プロテインの含有が20gだとしたら、6回で120g この量でちょうど1日分のタンパク質を摂取することができます。
この摂取のしやすさが、プロテインの強みです。
筋トレをして筋肉を大きくしたいと考える人たちがそろってプロテインを飲んでいるのはこのためです。
プロテインは各社から様々な種類のプロテインが販売されていて、プロテイン以外にも栄養が含まれているもの、また味を整えて美味しいものまであります。
逆に価格を安くする目的で味をつけてないプロテインもあります。が、ちょっと飲みづらい。
WPC製法とWPI製法
栄養配合以外にもプロテインにはWPC製法とWPI製法という分類わけがあります。
これは牛乳から生成されるプロテインで分けられているものです。
WPC製法は、牛乳からプロテインを生成して乳糖が含まれているプロテインです。製法が比較的簡単なので製造価格、値段が安めです。
しかしこの乳糖は乳糖不耐症の人にとってお腹を壊す原因になるので、そういう人にはおすすめできません。プロテインでお腹を壊した、オナラが出ると言う方は、体が乳糖を受け付けない人です。
WPI製法は、WPCからさらに乳頭を排除したプロテインになり、牛乳でお腹を壊してしまう人にはこちらのWPI製法のものをおすすめしています。
プロテインを補助として上手に取り入れる
タンパク質を全てプロテインから摂取するのもありですが、自然な食品から取り入れた方が、その食材に含まれる他の栄養素の恩恵を受けられます。
タンパク質を含む食材でいいものとされている食材としては、牛肉、卵、魚といったものがあげられますが、そういった食材の持つタンパク質以外の栄養素も大事なので、筋トレをして筋肉をつけたい人は、プロテインは補助として飲んで、なるべく自然食材からとるという形にしたほうがいいでしょう。
プロテインを飲んでみてはいかが?
筋肉をつけようとしなくても、日本人は炭水化物が多い外食ばかりとっており、タンパク質の摂取が少ないです。
特に運動をしていない人に多いのですが、健康のためにもバランスのいい栄養補給のためにもプロテインを飲んでみてはいかがでしょうか。
コメント